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「新卒採用」の注目ニュース

ソフトバンク・ヒューマンキャピタル ~2012年度新卒採用に関する調査~

[2011.04.27]

2012年度の新卒採用活動 28.8%が前年よりも積極的

新卒採用の告知方法
Twitterを利用 10.3% Facebookを利用 7.8%

“インターネット会社説明会”
「行っている」7.8% 「今後、利用したい」18.5%

東日本大震災 2012年度新卒採用活動への影響は「特にない」が6割
「採用活動を一時中断/延期」10.5% 「被災地域の学生を対象に延期」5.3%

 
ソフトバンク・ヒューマンキャピタル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO 木崎 秀夫)が運営する『就活ライブチャンネル』は、2011年4月12日~4月14日の3日間、2012年度(来年の春入社)の新卒採用を行っている、または検討している採用担当者に対し、2012年度の新卒採用に関する調査をインターネットリサーチにて行い、計400名の有効回答を得ました。



【 アンケート総括 】

◆ 2012年度の新卒採用活動 28.8%が前年よりも積極的
◆ 採用予定人数 企業規模が100人未満では平均2.4人 1000人以上では105.7人

2012年度(来年の春入社)の新卒採用を行っている、または検討している採用担当者400名に対し、2012年度の新卒採用活動を1年前と比較した場合、どのように変化したかを聞いたところ、『積極的である』は28.8%(「非常に積極的である」14.8%と「積極的である」14.0%の合計)、『消極的である』は16.3%(「非常に消極的である」3.5%と「消極的である」12.8%の合計)となり、『積極的』が『消極的』を12.5ポイント上回る結果となりました。

2012年度の新卒採用人数を把握している330名に対し、採用予定人数を自由回答で聞いたところ、「1人」20.9%、「2人」19.7%となり、“1~2人”との回答が約4割となりました。続いて多かったのは「6~10人」が14.5%、「4~5人」が13.3%となっています。企業規模別に平均予定人数をみると「100人未満」では2.4人、「100人以上~1000人未満」では10.2人、「1000人以上」では105.7人となりました。

◆ 利用している新卒採用告知手段は
  「大学の就職課・キャリアセンター」、「自社ホームページ」がそれぞれ4割半
◆ 新卒採用の告知方法 Twitterを利用 10.3% Facebookを利用 7.8%

全回答者400名に対し、利用している新卒採用告知手段について聞いたところ、「大学の就職課・キャリアセンター」(46.8%)、「自社のホームページ」(46.5%)の2つが4割半となりました。続いて「ハローワーク」(42.8%)、「就職情報サイト(インターネット)」(39.0%)、「就職媒体(紙)」(20.5%)となっています。企業規模別にみると、「100人未満」では「ハローワーク」(58.3%)、「100人以上~1000人未満」では「大学の就職課・キャリアセンター」(56.8%)と「自社のホームページ」(55.3%)、「1000人以上」では「大学の就職課・キャリアセンター」(79.7%)がそれぞれ高くなりました。

次に、採用の告知方法としてTwitterやFacebookを利用しているか、それぞれの媒体別で聞いたところ、Twitterでは、「現在、利用している」10.3%、「現在、利用する方向で検討中である」6.8%、「現在は利用していないが、利用したいと思っている」19.5%、Facebookでは、「現在、利用している」7.8%、「現在、利用する方向で検討中である」7.0%、「現在は利用していないが、利用したいと思っている」19.0%となりました。企業規模が「1000人以上」では、「現在、利用している」との回答はTwitterで21.7%、Facebookで18.8%と他よりも高くなっており、大企業ほどソーシャルメディアを使った告知を積極的に行っているようです。

採用の告知方法としてTwitterやFacebookを「現在、利用している」、「現在、利用する方向で検討中である」、「現在は利用していないが、利用したいと思っている」と回答した150名に対し、その理由を聞いたところ、最も高かったのは「通常の採用活動よりも、採用コストがかからないため」で43.3%と、コスト面での理由を挙げる人が4割を超えました。また、「発言から、応募者の思考や性格を知るため」は27.3%、「応募者とのインタラクティブなコミュニケーションが可能なため」は26.7%となり、応募者の思考・性格を知ることや応募者とのコミュニケーションを理由に考えている人はそれぞれ2割半いることがわかりました。

◆ 重視する選考ステップ  1位「個人面接」 2位「履歴書」 3位「一般常識試験」
◆ “インターネット会社説明会”を「行っている」7.8% 「今後、利用したい」18.5%

全回答者400名に対し、新卒採用活動において、あなたの会社が重視している選考ステップを3つまで選んでもらったところ、多い順に「個人面接」77.0%、「履歴書」46.5%、「一般常識試験」25.5%となりました。企業規模別にみると、「100人未満」では他よりも「履歴書」が高く58.8%、「1000人以上」では、「個人面接」が65.2%と他よりも10ポイント以上低くなる一方、「グループディスカッション」が20.3%という結果となり、個人面接以外にも比重をおいていることがわかりました。

次に、インターネットを活用した採用活動の実態と利用意向について聞いたところ、まず、行っているものでは、「インターネット会社説明会」7.8%、「動画での自己PR選考」で6.8%、「ウェブカメラを使った面接」2.0%となりました。

今後利用したいものでは、「インターネット会社説明会」18.5%、「動画での自己PR選考」11.5%、「ウェブカメラを使った面接」8.0%となっています。2012年度の新卒採用活動が1年前よりも『積極的である』と回答した115名では、「インターネット会社説明会」、「動画での自己PR選考」、「ウェブカメラを使った面接」のいずれかを利用したいとの回答が40.9%と他よりも10ポイント以上高く、今後インターネットを活用した採用活動がさらに浸透していくのではないかと予想されます。

◆ 東日本大震災 2012年度新卒採用活動への影響は「特にない」が6割
   「採用活動を一時中断/延期」10.5% 「被災地域の学生を対象に延期」5.3%

全回答者400名に対し、2011年3月11日に起きた東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)による採用活動への影響を複数回答にて聞いたところ、「特に影響はない」との回答が6割あった一方で、「全学生の採用活動を一時中断/延期している」(10.5%)、「締切などの期限を延長している」(10.0%)といった採用活動や締切の延期、「被災地域の学生を対象に延期している」(5.3%)、「被災地域の学生を対象に個別対応を行っている」(4.5%)といった被災地域の学生に配慮した対応などの措置をとっている企業もあることがわかりました。また、「新卒採用予定人数を減らした」との回答も6.0%あり、採用人数への影響も見受けられました。


【 2012年度新卒採用に関する調査 調査概要 】
■ 調査方法 : インターネットアンケート
■ 実施期間 : 2011年4月12日(火)~4月14日(木)
■ 対象地域 : 全国(東北地方一部地域を除く)
■ 対象者   : 2012年度(来年の春入社)の新卒採用を行っている、または検討している採用担当者


ソフトバンク・ヒューマンキャピタル株式会社 http://www.softbankhc.co.jp/ /4月26日発表・同社プレスリリースより転載

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