
採用コンセプトとは何か?どう考えればよいのか?(2)全4回
●採用コンセプトは「一貫性をもたらすメッセージ」
結論から申し上げれば、採用コンセプトとは、
「採用活動に一貫性をもたらすメッセージ」
です。ここでいう「一貫性」とは、以下2つの軸で説明できます。
横軸は、採用コミュニケーションの前半~後半に至る一貫性。
縦軸は、社外に向けての発信と社内における認識の一貫性。
これらを縦横に貫くメッセージが、採用コンセプトのあるべき姿です。
例えば、
【1】就職サイトで得た第一印象
【2】多少興味をもって閲覧したホームページの印象
【3】とりあえず行ってみた会社説明会の印象
【4】その後の選考で出会った面接官や社員の印象
【5】最終選考で会った社長の印象
という5つの接点があった場合。これらの印象がバラバラの企業、ありますよね?
●「信頼」への悪影響(なにがホントかわからない)
●「記憶」への悪影響(結局なにも覚えてもらえない)
が起きやすくなり、志望度が上がりません。
もちろん単純に同じメッセージを連呼するわけではないのですが、
短期間に複数の企業と接触する就職・転職においては何かしらの一貫した軸となるメッセージがあり、
それに加えて接点のタイミングや特性に応じた訴求がなされることが志望度を高めるポイントです。
また社外に発信しているメッセージを、
採用にたずさわる社員がしっかり認識していることも重要です。
社外に向けた採用メッセージは、求職者への約束です。
例えば就職サイトで「若くして大きな仕事にチャレンジできる会社です!」
とメッセージすれば、それは求職者への約束です。
その後の接点においても関わる社員が認識し、約束を守りつづけることで信頼を得られます。
では「採用活動に一貫性をもたらすメッセージ」である採用コンセプトは、
どのように考えていく必要があるのでしょうか?
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ジャンプ株式会社 代表取締役 |
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企業の採用を人事部から全社主導へ切替える「採用戦略」の概念を日本で初めて体系化。 「働きたくなる会社を日本中に」をミッションに、採用力の強化に特化した事業を展開。企業の強みを「独自価値の発見、発揮、強化」の視点から再定義し、「戦略的な採用活動」を行える人事担当者を増やし、より多くの企業の採用力向上に貢献いたします。 |
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